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冷蔵庫からお茶を取りだし飲んだ…。
振り替えると蓮が、後ろに立っていて、背中から抱きしめられた。
「愛美、ごめんな。電話くれた時に、行けなくて…。」
あの時、蓮が電話に出てくれたら…あんな怖い想いはしなかったかも知れない…。
思い出すと身体が震えた…。
「ごめんなさい。私、今日は話出来ない…。眠りたい。」と答えた。
「わかった。落ち着いたら、聞かせてくれよな。」そういうと、蓮は帰る支度をした。
「蓮、帰るの?」
「明日も仕事だろ。早く寝ろよ。」と帰った。
「帰るかな?今日ぐらい、側にいて欲しいよ…」
閉じたドアを見つめたまま、呟いた。
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