心のまま

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スーツを着て戻ってきた蓮さんは、本当にカッコいい!! 何で彼女が居ないの? 私何かでいいの? お客さんにも、モテるだろうなぁ…。 不安になる。 蓮さん「ほら、一緒に居たくなっただろ?」 私「カッコ良すぎて私には、合わないって思ったの。」 蓮さん「俺は、愛美ちゃんがいいの。でも、仕事は、仕事!!プライベートで、優しくしたい女は、愛美ちゃんだけなの、わかってな?」と、抱きしめる。 私「うん。」 蓮さん「だから、一緒に行こうね?」って、ぎゅうぎゅう力を入れた。 私「何度言っても、今日は無理だよ。」 蓮さん「しゃぁないなぁ…。一つだけ、約束してくれないか?」 私「何?」 蓮さんは「彼と二人きりで、会わないで欲しい。」と切ない顔をする。 私「きっと、仕事だよ。」 蓮さん「愛美ちゃんを信じてない訳じゃないんだ。ただ、俺の嫉妬心だなぁ」と苦笑いした。 私から離れ、赤い香水のビンを手にした。 いつもの匂い…。 そうかあ…仕事以外では、香水つけないんだなあ…。 新しい一面を知り、嬉しかった♪
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