甘い時間

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私「車拾うから、いいよ」と歩きながら話す。 蓮さん「まだ、早いから大丈夫だよ。」 結局、車で送ってもらう…。蓮さん「明日、仕事は何時に終わるの?」 私「一時だよ。で、8時から、バイトだけど…行きたくないなぁ…。。。」 蓮さん「一時かぁ…。起きれないなぁ…。愛美ちゃん、これもらってくれない?」 鍵? 蓮さん「仕事終わって、バイトの用意持って家に来てよ。俺、一時は無理だからバイトは、ちゃんとママと話したらいいね。」 蓮さんは、私の手に鍵を載せた。 私には、彼の家の合鍵を貰うのは、初めてのこと、小さな鍵が重く感じた…。 私「蓮さん、いつも何時に起きるの?」 蓮さん「3時から、4時」 私「わかったよ。その頃に行くね♪」 蓮さんの携帯がなる。店からかな? 蓮さん「あぁ。わかった。すぐ行くよ。」 蓮さん「仕事だわ。」 私「仕事だね。」 蓮さんは、車をおり、助手席のドアを開け、キスをした。そして何もなかったように私をおろし、「明日な。」と手をふった。 「明日ね」と私も手をふった…。 走る車を見送りながら、まだ、一緒に居たかったなぁ…。と、悲しい気持ちになった。
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