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私「訳わかんない…。」
悠一「お前、本当に何にも知らなかったんだ。」
私「何にも、知らない。」
悠一「男いんの?」
私「居ます。」
悠一「そう。医者?」
私「違います…。」
悠一「だったら、無理だな。」と笑った…。
悠一「好きなだけじや、結婚は、出来ないよ。あんたは、病院を継がなきゃならん。」
私「はぁ」
悠一「ま、飲んだらいいよ。」
私は、ブランデーを一気に飲み干した。
悠一「飲めるんだ。」
私「飲めますよ。」
悠一がタバコに火を着けた…。
私「一本、ちょうだい。」
悠一「へぇ。とんだお嬢様だなぁ。」
私「イライラすると、吸いたくなるの!!叔父が知ったら、激怒だけど。」と笑った…。
私「悠一さん、今何時?」
悠一「まだ、8時過ぎ…。」
私「帰ります。頭、整理しなきゃ。」
悠一「男に会うの?」
私「何であなたに言わなきゃならないの?」
悠一「未来の旦那だろ。」
私「…」
悠一「携帯、教えて…。」
私「嫌。」
悠一「俺が、朝まで、アリバイ作ってやるよ。」
私「結構です。では、失礼します。」
私は、急いで店を出た。
その店に、以前来たことがあるのを知るのは、もう少し後だった…。
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