10人が本棚に入れています
本棚に追加
私はここから逃げたくて、席を立った…。
蓮と悠一さんの視線が同時に動き…。
悠一さんがついてくるのが、わかる。。。
みんなから、見えない場所まで来たとき、
私「私をからかうのが、そんなに楽しい?」と苛立ちをぶつけた。
悠一さんは笑いながら「イケメン彼氏だなぁ。この店、気に入ったから、使わせてもらうよ。」と笑い、先に戻って行った。
私は、ヘタヘタとその場に座り込んだ。
もう嫌だ…。
戻らない私を心配した結菜ちゃんがやってきた。「愛美、大丈夫?」
私「もう嫌だ…。悠一さんは、私が嫌がるのを楽しみながら、蓮と話してるんだ。」
結菜「ごめんね。本当に私のせいだよね…。」
私「違うよ。意地悪なんだよ。本当に、嫌だ…。」
結菜「でも、そんな人には見えないんだけど…。」
私「みんな、騙されてるんだよ。ちょっと、カッコいい医者だから!!」
私は、やっとの思いで立ち上がり席に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!