疑惑

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バスタブにお湯を入れる音がして「体、冷えただろう、風呂入れよ。」蓮が言った。 私「蓮、やっと普通に話してくれた。蓮に何があったの?私じゃ、力になれないの?」 蓮「愛美、お前、本当にバカだな。お前は、俺の心配なんかしないで、幸せになれよな。ほら、風邪ひくから。」と、バスタオルを投げた。 私「わかってるよ。蓮が私を必要じゃないことぐらい…。でも、今の蓮が心配なんだもん。」涙が流れる…。 蓮がはぁ~と深いため息をつき、困ってるのがわかる。 私「蓮に何があったのか、わからないけど…私に出来ることがあれば、何でもするからね。」 蓮「だったら、二度と店に来るな。俺のことは忘れろ。」 私「蓮…。わかった…。店には行かない…。…でも、蓮も自分を大事にするって、約束して…。」 蓮「あぁ。わかった!!愛美、本当にさようならだ。幸せになれよな。」 私「幸せになれるわけないでしょう。私は蓮が好き、会えなくても、ずっと、ずっと好きだよ。」
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