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心配でたまらない…私は、直樹さんに電話をした…。
私「すいません。今、大丈夫ですか?」
直樹「大丈夫だけど…蓮のことなら、変わらない…。余計なことするなと、かえって怒らせた…。」ため息混じりに話す。
私「ごめんなさい。それは、きっと私があの日、蓮の家に行ったから…。でも、蓮は、帰って来なくて…。」
直樹「愛美ちゃんは、蓮のことがまだ、好きかい?」
私「私は、振られた女ですから…。シツコイともっと、嫌われますよね…。」
直樹「違うよ。蓮は、愛美ちゃんを忘れようとしているんだよ…。馬鹿だから、あいつ。愛美ちゃん、明日休みだろ、暇なら、店に来ない?」
私「でも…。」
直樹「大丈夫だよ。俺のお客様でさ。」
私「蓮の顔見に行きます。」
直樹「ありがとうな。じゃあ、後で。」
そういって、電話を切った。
そう、蓮に会う口実なら、鍵があるよね…。
とりあえず、店に行こう。
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