疑惑

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私「そう。蓮に、抱かれたいの。」 蓮を見つめる。 蓮「愛美、服着ろよ。」 私「やだ。蓮が抱いてくれないと服着ないし、鍵も返さない。」 カウンターに戻り、店の鍵を見せる…。 蓮「バカか、お前は?」 私「バカだもん。」 蓮が近付いて来て、鍵を取り上げようとする。 私は、蓮に抱きついた。 私「蓮…。優しく抱いて欲しいなんて、思ってないよ。蓮のイライラ、私に分けて…、ぶつけていいよ。 蓮の気が済むように、好きに犯して…!!自分で自分を傷付けてる蓮を見たくないの!!」 蓮「バカ!!本当にバカだよな…。」 蓮が私を抱きしめ「俺の家に帰るぞ。」と呟いた。 蓮は、裸の私にコートを着せると、私が脱ぎ捨てた服を拾い紙袋に押し込んだ。 蓮「行くぞ。」
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