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二階の個室に通された。
直樹さんは、お休みらしくジーンズにトレーナーとラフな服装だったが、表情が暗い?
直樹「愛美ちゃん、突然呼び出してごめんな。」
私「暇ですから、大丈夫です!!」
直樹「とりあえず、生ビール二つ。さしみと枝豆…」と注文をし、私は?と聞いたが、あまり食べたくはなかった。
店員がいなくなると、直ぐに、
直樹「単刀直入に聞くが、蓮と愛美ちゃんの間に何があったのか、教えてくれないか?」
私「蓮から、聞けばいいのに?」
直樹「蓮は、何度聞いても話さないんだ…。そして、昔の蓮に戻っちまった…。」ハアーとため息をついた。
私「昔の蓮?私には、わからない。」
直樹「愛美ちゃん、俺を助けると思って、聞かせてくれないか?」
私「私は、病院を継がなきゃならないみたくて、お見合いさせられた…。相手が医者だけど、蓮の姉と関わりあるみたいで。。。
蓮は、そうあの日の朝までは、愛してくれた…でも、夜のバイト後、『面倒な女は、もう嫌だ…』って、振られたんだ…。」
話ながら、思い出すと涙が出た。
直樹「まだ、蓮のことを…?ごめんな。思い出させたな…。ただ、きっと、愛美ちゃんと別れたのは、蓮の意志ではないな…。姉貴が絡んでるということが、わかった!!」
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