如月診療所にて

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汗だくの男二人を残し、去っていく美少女。 「どうしたらあんな見た目でここまで恐ろしい殺気を放てるんだ? 俺でも身が硬直するんだが…。」 「おめぇが麗に格闘技仕込んだおかげでやたら強くなりやがった! ありゃあもはや兵器だ!」 「兵器系女子?! いや、麗の面倒をみてた時に、ついでに護身術を教えただけなんだが…。 あの頃はまだ小さい子どもだったな…。」 「たかが護身術であそこまで強くなるかよ?! 空手黒帯の俺でも手も足も出ねぇ!!」
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