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「…お前には感謝しきれないんだかな!
母親と兄に先立たれてすっかり沈んでいた麗を、まるで実の妹のように面倒みてくれてたな!」
「まあ『捕食』の時間以外は暇人だからな。しばらくはここに居座ってたか…?
最初は怖がられてたな…。
それがまさかあんなに懐かれるとはな…。」
「お前が本当にいい奴だったからだよ!じゃなきゃあ、ああはならねぇよ!
『私お兄ちゃんと結婚する~♪』なんて言ってたしな!」
「こんな精神異常者のどこがいいのやら…。」
「俺は『もぐら』でも『龍一』でも気にしてないがな!お前はお前だから。
麗もそう思ってるぞ!
お前が『もぐら』辞めて俺の跡継いで麗をもらってくれたら言うことはないがな!」
「ばかいうなよ。今更…。」
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