第一話

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鳥「早く来いよ、飯できてるぞ」 兎「ご飯食べよ?」 男「あぁ、そうだな」 犬「ご飯だ!」ドタドタッ 猿「走るなよケン!」 猫「早く来なさいよ、鈍くさいわね」 男「はいはい」 エプロン巻いて呼びかけてきた奴はテル。 しっかり者のお兄ちゃんタイプ。 鳥だと言っていたが姿は人間だ。 でもまぁ鳥なんだろ。 たまに羽落ちてるし。 皿を運んでるのがメイ。 こっちはお姉ちゃんタイプだな。 小さいくせに胸が少し出てきた。 まったくけしからん。 兎「兄さん?なにか変なこと考えた?」 男「ううん、考えてないから包丁おろして?」 兎「……そ」 なぜかみんな俺を兄さんと呼ぶ。 まぁそれは良いんだが。 末っ子としては少し嬉しいしな。 鳥「よし、食べようぜ」 犬「早く♪」 男「はいはい、じゃあいただきます」 「「「「「いただきます」」」」」 そんな不思議な同居人との話。
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