第二話

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男「んー……」カタカタカタカタ 鳥「どうしたんだ?」 男「レポートが終わらないんだよ」 鳥「人間は大変だな」 男「………変わる?」 鳥「遠慮しとくよ」 テルはいつも家事をしている。 今だって皿を洗いながら話してたし。 こいつは将来主夫にでもなりたいのか? 犬「兄ちゃん遊ぼー?」 男「今忙しいからルナ達と遊んでなさい」 犬「う~……ルナー!」 男「ジンも遊んでやってくれ」 猿「わかった」 ケンはまだ子供だから遊び盛りだ。 しかし俺は20を過ぎた。 最近は運動もしてなかったからケンの遊びにはついていけない。 なんせ犬だからな。 体力が凄いのなんのって。 腹が減るまで走り回るからな。 兎「たまには運動したら?」 男「……そうだなぁ」 兎「ケンとも遊んであげてね?」 男「ん、わかったよ」 兎「買い物行ってくるから」 男「気をつけてな」 ガチャ……バタン 男「ケン!ジン!集合!」 犬「!りょうかい!」 猿「ラジャー!」 男「メイについていって悪い虫が付かないよう見張ってこい!」 犬猿「りょうかい!」 ドタドタ…ガチャ…バタン!
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