それは必然の

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もう深く考えるのはやめよう。あまり感傷的になっているひまはない。 明日からも俺は普通に生活をしていかなければならないのだから。 どんなに辛い思いをしても、あと何時間か経てば朝は来てしまう。 そうだ学校も明日から始まるんだ。 とりあえず来る途中で買っていたお総菜を食べ始める。 自炊は出来ないことはないが、あまり得意でもない。今までもご飯は炊いて、おかずは買ってきた物ということもよくあった。 怖いことにこれから先、母親からお金はどんどん入ってくるだろう。 ずるずるお総菜生活にならないようにしないとな… ご飯を食べ終えた後は、荷物の整理をした。 まぁ元々の荷物が少ないもんだから早く終わってしまったが。 明日の準備や風呂なども済ませた。しかし時間は夜8時を回ったばかりだった。
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