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検査と言えば血液検査や学校で新学年に上がるとやらされる、尿検査便検査位しか知らなかった当時の私には、大腸ファイバーと呼ばれる腸の中をカメラで直接診る検査があるなんて青天の霹靂。
30年も前の胃腸検査は、前日に食事指導をされて、お粥、素うどん、具なし味噌汁白身魚の煮付け等、腸に負担をかけず、低残渣(消化された後の物が腸内に余り残らない事)を心がけた食事をする事に。
しかも、夜9時前後に下剤を2種類飲みます。
まぁ、大概朝方から「うひょ~(°▽°)」となります(笑)
朝から水分含めて何も食べないまま、病院へ行き、血圧等を計り、その頃は病院で違いましたが、私はクエン酸を飲まされる事が多かったかな……
このクエン酸が飲みヅライのなんのって(T^T)
物凄い酸っぱいお酢に不味い炭酸混ぜたようなそんな味!Σ(×_×;)!
それを2時間以内に飲まねばならぬ↓
飲んだらね、少しずつ効いてくる訳ですよ。
出さなければ、腸内ちゃんと診れませんからね~と笑顔で言われても…
しかも、トイレに行く度に看護師さんに見せないといけないんです(-.-)
うら若き花も恥じらう乙女がですよ?
何回もトイレに出した物を見られて、OKが出たころには既にグロッキーですわ。
ファイバーは検査着に着替えます。お尻が丸見えな穴が開いてるズボンですよ~
いや、これ見えちゃあかんとこまで見えるんちゃう?とツッコミ処満載な状態で台にマグロのごとく置かれ、禁注になった薬とは違う、胃腸を保護する点滴をされ、横を向いた状態で、「大きく深呼吸してお腹に力入れないでね~機械入れる時ガスも入れるから、オナラは我慢しないで出して~」とか言われて「ハァイ(^-^)/」とか言えるのだろうか??
私の葛藤はスルーされ、ズンズンと機械は私の腸内を進んで行ったけど。
結局余り奥まで進めずに、一応の診断は
『潰瘍性大腸炎の疑い』でした。
恥ずかしさに赤くなるようなうぶな中学生も今は3人の野郎共を生んで逞しくなってますが(笑)
お尻丸出しで外来通されたり普通では味わえない経験を沢山した気がします。
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