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その後から何度か、下痢、下血、微熱、食欲不振などで体調を崩しましたが、薬を飲むと症状が落ち着いていて、高校3年の6月に初めての入院を経験するまでは、自分自身本当にそんな「潰瘍性大腸炎」なんて難病指定されてる病気なんだろうか?と半信半疑でした。
私が高校3年の1987年はまだ世間には殆ど知られていなかったので、知識を仕入れようとしても病院に行って医師に聞くしかありません。
朧気にしか解らない状態でやっと正確な情報を知ったのは、下痢等の症状が酷くなり近所の総合病院に行って、やはり潰瘍性大腸炎の疑いと言う事で詳しい検査をする為に入院した時でした。
前に大腸ファイバーをやった時は中の方まで診れなかったのですが、その時は結構奥の方まで診たらしく、診断の結果やはり「潰瘍性大腸炎」、確定でした。
その時日記のような物を書いていて
(やっぱり潰瘍性大腸炎だった…何で私がそんな訳解らん病気になるの?しかも一生この病気と付き合っていかないといけませんって??)
他にも色々書いてましたが心境は不安だらけだったと思います。
その入院生活は2週間でしたが、1番辛かったのが、食事が一切出来ないこと!
まだ17才の私には同室の患者さん方が食事をしているのを我慢しなければならないのが本当に辛くて、何回かもう退院する!と脱走しようとして看護士さんに捕まった事が3回程(笑)
後辛かったのは食事が出来ない代わりの点滴を1日中するのですが、私は血管が細く、針を注した場所がすぐ腫れて差し替えるので、酷い時は何回も?
血管痛と言って針を注したところが痛みを感じてしまい、一度抜いて暫く待って貰った事もありました。
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