男子校=NOT薔薇の花園

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ちびってか。ちびって言いたいのか。否定はできないけども。 てかなんで俺の心の声分かったよ。エスパーか。実は能力持ちだったりするのか。うわなんだそれむっちゃ美味しいじゃないちょっと待て。てことはだ。 …もしかして俺が普段からクラスメート使って考えてるあんなカップリングやこんなプレイまで圭介にバレてたりバレてなかったり? おおおお落ち着け俺。そんなわけないだろう。…そんなわけないよね?大丈夫だよね?! 自分の妄想の結論に対して動揺し、ふるふる震えていると、山本が不思議そうな表情で俺の顔を覗き込んできた。 その動揺を悟られないよう軽くせき払いをしてから、何事もなかったかのように山本と目を合わせて笑顔をむける。平常心平常心平常心。 「山本、どうしたの?」 「や、たいしたことじゃないんだけどさ」 俺が口にした疑問の声に、山本はいつも通り無駄に爽やかな笑みとともに言葉を返してくる。 「今日さ、用事あるから遅くなるねーって言おうと思って」 「ん。分かった」 この、無駄に爽やかさん…もとい山本和哉さんは、寮の部屋が同じなのだ。いわゆるルームメート。 爽やかどころじゃなくかなりのいけてるめんずなので、俺にたくさんの萌えを提供してくれます。ルームメート様万歳! いやまあ、山本もノンケだからあくまで妄想だけどね!なんだよ悪いか!
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