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私はそんなことを考えながら写真部の暗室へ向かった。
部室からはグラウンドが見えて、こんなに寒いのに半袖で部活をしている学生の姿が見える。
そのなかに、先輩の姿もあった。
先輩は、掃除を終えたらしく、他の部員みんなとグラウンドを走っていた。
私は窓からその姿を見つめた。
「…せんぱい。
私のこと、どう思ってるの…?」
ガチャッ。
「悠菜ぁ~!」
「相澤ーーー!」
私を呼ぶ大声に私は思わず振り返った。
「えっ?!」
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