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有紗「ほら、起きて!!」駐車場に車を停めて、元春を起こす。
「ん。ぁあ。」元春は、重い体を起こして歩いた。
有紗に好きだと言えないもどかしさ、自分はいつまでも、男として見てもらえない。大学やコンパでは、良くモテた。有紗に焼きもちをやかせたくて、女の話もした。
でも、有紗はいつも「元春は、可愛いから、女がほっとかないわよね」と笑っているばかり…。
かといって、俺を拒むことなく受け入れくれる。
俺は、ただの性欲処理と悲しくなり、今夜のようにワガママを言ってみる。
有紗は、どんな時でも、ワガママを受け入れてくれる。
本当に大人過ぎて、俺は敵わない…。
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