3 年下 ~元春~ #2

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3 年下 ~元春~ #2

有紗「元春、今夜も家に泊まるの?」 有紗が聞く。 俺は、「ここで会ったのも、何かの縁だろう」と答えた。 有紗は喜ぶでも、嫌がる訳でもなく「そう」と答えた。 有紗には、敵わないな…。惚れた弱味!? 俺は、ただ、有紗の横顔を眺めていた…。 メガネの奥にある瞳から、気持ちを読み取りたくて…。 わかるはずなんてないのに…。 さっきの男は? 何度も聞こうか迷ったが、言葉に出来ずにいた…。
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