60人が本棚に入れています
本棚に追加
3 年下 ~元春~ #2
有紗「元春、今夜も家に泊まるの?」
有紗が聞く。
俺は、「ここで会ったのも、何かの縁だろう」と答えた。
有紗は喜ぶでも、嫌がる訳でもなく「そう」と答えた。
有紗には、敵わないな…。惚れた弱味!?
俺は、ただ、有紗の横顔を眺めていた…。
メガネの奥にある瞳から、気持ちを読み取りたくて…。
わかるはずなんてないのに…。
さっきの男は?
何度も聞こうか迷ったが、言葉に出来ずにいた…。
最初のコメントを投稿しよう!