9 片恋 元春

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バイトを終え、有紗の元に急ぐ…。 ピンポーン。 有紗「元春、そんなに急いで、どうしたの?」と、驚く有紗を抱きしめた。 元春「早く会いたかったんだ。」 有紗「元春らしくないよ。」 元春「会いたくなっただけじゃだめなの?」素直な気持ちを伝えたが、有紗は何も答えず、俺の背中をポンポンと叩いた。 有紗「とりあえず、中に入ろう。ここは、寒いよ。」 俺の腕をやんわりとほどいた。
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