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有紗「飲んじゃおうか？」と、有紗もグラスをカラにした。
有紗「お代わり」と、笑う有紗を見たら、勝手にイライラしていた自分がバカらしくなった。
グラスを合わせ、2人で笑う、久しぶりに会えたのに…。
有紗「元春のバイト姿、本当にカッコ良いよね？モテるんじゃない？」
元春「俺なんか、オーナーに比べたら、まだまだひょっこだわ～」
有紗「オーナーって、元ホストなんでしょ？私、ホストって苦手。」
元春「有紗がホストに通うのは、想像出来ないわ。でも、オーナーはいい人だよ。そして、奥さんと未だにラブラブで素敵な夫婦だしね。」
と飲みながら、話をしていた。
有紗が俺に寄りかかる…。
有紗「酔ってきた…。眠いかも。」
元春「だよな。もう3時近い…。有紗、仕事あるのに、ごめんな。」
有紗「いいよ。もとの機嫌も治ったみたいだしね。」
苛立つ俺に気を使ってたんだなあ…。
有紗の優しさが俺には、痛かった…。
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