9 片恋 元春

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元春「有紗、ごめんな」と謝ると、 有紗「ごめんじゃないでしょ、ありがとうだよ。」とニッコリ笑った。 やっぱり有紗には、敵わない…。 元春「有紗、もう遅いから、寝よう。」 有紗を抱き上げた。 有紗「重いから、降ろしてよ。」と、嫌がるが… 元春「今さら、何言ってんだか?」と、有紗の言葉を無視してベッドに運ぶ。 有紗「ごめん。本当に眠いかも…。」と、俺にピッタリ抱き着いたまま、有紗は寝てしまった…。 おい 久しぶりにあったのに、寝るか!? 穏やかな顔で寝ている有紗を見たら、、、。 それでも、いいかな?と思う…。 マジ、惚れた弱味だなぁ。 俺もまた、 有紗の香りと温かさにつられ、すぐに眠りに落ちた。。。
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