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今日からは、仕事も休み…。そして、明日からは知る人の居ない街に行く…。誰かに会う心配もない…。
最後だから、元春に思い切り甘えてみたい。
素の私を見て欲しい…。
それでも、元春は面倒がらずに付き合ってくれるのかな?
アルコールが回り始めた頭で、そんな事を考えていた。
元春「有紗、眠いんじゃないの?」元春の肩にもたれ掛かる私の肩を抱きながら聞いた。
有紗「うん。酔って来たかも?」と、元春の顔を見た。
元春が近い…。
私は迷うことなく、元春にキスをした。
元春は受け入れ、私を膝に乗せた。
元春「有紗、旅行の間は、仕事忘れてね。」と、呟き、唇を塞いだ。
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