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元春が私の中で果てた…。それでも、私を離さずに居てくれる…。
そんな元春の抱き方が好きだった…。
元春の腕に包まれて眠る…私には、本当に幸せな朝だった。
体に付いたたくさんの赤い跡も、元春に愛された証だと思うと愛しい…。
空港に着く。
こんな時間だし、ましてや平日…知り合いに会うこともないだろう…。
そう思うと、自然に「もと」と呼んでしまう。
今だけは、元春が好きなただの女でいたい。
年上だということも忘れて…。
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