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北へ向かう道は、車の数も少ない…。
2月だというのに、晴れて暖かいから、もとは……。ジーンズに白い半袖のポロシャツ…。
運転する横顔を見つめてしまう…。
もう少し年が近かったなら、私は好きだと言えたかな?
私のこと、彼女にしてくれたかな?
一度でいいから、好きだといいたかったなぁ。
ねぇ。
体だけでもね。
私は、もとに会えて幸せだったんだよ。
赤信号。
止まったと同時に、もとが私の顔を覗きこみ、キスをした。
元春「見すぎだから、そんなに俺が運転するの心配?」
私「ううん。元春カッコ良すぎだからさ。女の子がほっとかないんだろうなぁって!!実際、どうなの? 私…あんまり元春のこと、知らないなって思った。」
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