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俺の就職先は、爺の会社だった…。
母方だから、名字は違うし、きちんと入社試験も面接も受けた。
爺も、公平に検討したと言ったが…。実際は、どうなんだろう!?
親父は、親父の会社に来るのを楽しみにしていたが、兄貴もいるし、親父の息子だと特別扱いされるのが嫌だった。
ある日、爺の家で犬の散歩に付き合う…。
爺「元春は、何がしてみたいのだ?そのくらいは、私情を挟んでもいいじゃろう」
俺のやりたい仕事…。
有紗のしていた営業。
有紗と同じ場所に立ちたい。
俺「営業かな。」
爺「大変だぞ。でも、そのぶん、やりがいも、喜びもある。」
俺「社長、宜しくお願いいたします。」と笑った。
爺「営業一課だな。後は、元春の実力で頑張りなさい。」
俺「わかりました。」
頑張ろう!!
早く一人前にならなければ…。
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