25 心

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私「どうしたの?」 突然のことに驚いていた。 元春「家まで、送る。部長には、ちゃんと話したから。」と、腰に手を回した。 私「もと、ダメ!!」と、体をねじりすり抜ける。 お願いだから、近づかないで…。 もとに、触れたくなるから。 私「大丈夫だから、みんなと行ってよね。」 元春「今さら、行けないから、送る」と車を止めた。 元春に引きずられるように車に乗った。 もう考えるのが面倒だった…。 寄りかかれる場所があることに、 元春がいることに、私は甘えてしまった…。
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