25 心

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長い長い…キスの後。 元春「有紗、愛してるよ」 元春の声で、我に帰った。 私「もと、仕事だよ。早く用意して、朝ご飯食べよう。」 私は、元春から目を伏せたまま、そういうと名残惜しい腕から、離れた。 ご飯と味噌汁、焼き魚とお浸し…簡単な朝ご飯を並べる。 元春は、チラチラと私を見ながら、用意していた。 洗面所から戻ると、キッチンに立つ私を抱きしめ、「俺の物、置いてくれてるんだ。」と嬉しそうに笑う。 私「いいから、早くしよう。今日は、車で行くから、元春の家に降ろすわよ。着替えたら、近くの駅から、来てよね。そのままじゃ、行けないわよ。」 元春「わかったよ。」と笑いながら、箸を持ち、「いただきます」と食べ始めた。
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