33人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
元春は私達に気が付かないまま、カウンターに座った。
オーナーの奥様がカウンターで元春と話をしていた。
課長「しばらくは、声かけないか?」
私「なんか、黙ってるのも…。」
課長「行って来るかな?」
私「ですよね。」
課長がたったとき、オーナーは元春に私の存在を告げたらしい…。
元春が振り返った…。
私と目が合う…一瞬、目を伏せると何時もの笑顔を作った…。
元春「課長と橋本さん!」
課長「君の姿を見つけて一瞬に飲まないかな?と思ってさ。」
元春「おじゃまじゃないですか?」
課長「そう言いたいところだが、橋本さんには、全くその気なしだから。」
元春「じゃあ。遠慮なく。」
元春と課長のやり取りを聞きながら、ぼんやりしていた。
元春「こんばんは」とにこやかに笑い、私の横に座った。
三人でグラスを合わせる。
課長「どう、仕事は?」
元春「こんな美人と仕事できるし、やりがいあるし、楽しい。って言ったら怒られますか?」
課長「ここにも、仕事大好きな人いるしな。」
私「仕事は大好きですが、美人ではありません。」と笑った。
三人で、普通に会話を楽しんでいた。
楽しむことができた。
最初のコメントを投稿しよう!