26 社会

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私「なんだか、心配かけてしまってすいません。」 彩「いえいえ。オバサンの昔話に付き合ってくれてありがとうね。私、元くん大好きなの!だから、元くんのこと、宜しくお願いいたします。」と頭を下げた。 彩さんは、私の気持ちをわかっている。だから、後悔しないように、想いを伝えたらいいと…言いたいんだなぁ。 私「彩さん…ありがとうございます。私は、元春のことを好きです…。でも、自分が傷付くのが嫌で逃げました。なのに、また、職場が同じになりました。今は、側に居ることも、辛いの。」 彩「元くん、男だよ。あんな格好いいのに、お家もしっかりしてるのに、生活費は、大学の頃から、バイトでってね、親に甘えないし。 好きな女には、一途だしね。 今時、珍しいよ。私は、あなたが抱えてることが、わからないから、余計なお世話だったら、本当にごめんなさい。」と頭を下げた。
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