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25 心 #2
元春「泣く程驚くかな?」
私は、答えられなかった。
元春が社長の孫、10歳年下だけじゃない…。
いつかは、後を継ぐのだろう。
年上っていうだけじゃない…。
やっぱり私は、元春とは居られない。
ただ、愛してるだけでは、ダメじゃない…。
私は、会社の一駅前で車を停めた。
私「ここからは、別に行こう」
元春「泣く程驚かせてごめんな。でも、有紗には、隠し事したくなかったんだ。」
そういうと、私を抱きしめた。
私「もと、行かないと。」
元春「ん。また、会社で!!」と、駅に向かって歩き始めた。
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