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有紗「自宅って…社長の家だよね?」と、困り顔をする。
俺「ま、そうなるかな?今は、じいさんの家に居候中なんだけど…。じゃなくて、俺ん家、行くわ…。」
有紗「意味も良く解んないんだけど…。もとの家知らないし…。」
俺「とにかく、行きますか?」
車で20分ぐらい走る…。
俺「あの角曲がって、次の右角が俺ん家だわ。」
有紗「わかったよ!」
有紗「ねぇ…。もとって…。坊っちゃん!?」
俺「意味解んないんだけど…。親父も、会社してるんだけど、兄貴が親父の会社にいるから、俺は、じいさんの会社にしたわけ!!本当に正解だったよなぁ~」
有紗「はぁ~。。。ねぇ…。本当に私で良いの?」
俺「俺は、俺!!くだらないこと考えるのは、やめてよね。」
有紗は、暗い顔をしたまま「わかったよ。」と、小さな声で答えた。
本当にわかったのだろうか?
納得していない顔だよな…。
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