34人が本棚に入れています
本棚に追加
元春「ただいま」
「おかえりなさい!!」と、声がし、パタパタと走る音が聞こえた。
元春「母さん、俺の女、連れてきたわ。」
母「えー。元くんに彼女居たの?知らなかった!!」と玄関先に顔を出した。
私は、「初めまして。」と頭を下げた。
母「うわぁ~。初めまして♪元くんの彼女に私、初めて逢うんだ♪」
笑顔で話すもとの母は、若いし、可愛らしい!!
私なんかより、若く見える。
母「ちょっと、元くんってば、こんな綺麗な人が彼女なんだ!やるねぇ~。」
元「母さん、有紗引いちゃってるから。」
母「だって、嬉しいんだもん。有紗さん、これから仲良くしてね♪」と笑う。
私「宜しくお願いいたします」と頭を下げた。
母「そんな肩苦しいことは、抜きにして、お話しましょう。」と、私の手をひく。
元「ダメ!!これから、デートだから、また、今度な!!」
母「えー。なんか、ズルイ!!」
元「デートの邪魔。俺が振られたら、母さんのせいだからな」と笑っていた。
母「元くんの意地悪!!有紗さん、今度私とデートしようね」
私「はい。」
母「約束よ!」と笑っていた。
なんか、意外…。
お母さんは、まるで元の姉…。いや、妹のよう。
最初のコメントを投稿しよう!