28 仮の恋人

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目が覚めたとき、もとは、私の顔を見ていた。 私「ちょっと、どうしたの?恥ずかしい…」 もとは、私を抱きしめる。 ん? 元「マジ、幸せ過ぎて♪夢じゃないかってさ。」 私「もと、私も同じ気持ちだよ。」 元「有紗…ありがとう。」 そっと、もとが私を抱きしめる…。 ありがとう…は、私のセリフだよ。 私みたいな年上の女…。 もとが愛してくれた。 そう、体だけでも、十分幸せだったのに…。 こんな風に愛をもらって…。 涙が流れ落ちる…。 元「泣かないで?やっぱり、俺じゃ、不安?」と、涙を拭う…。
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