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私「違う…あんまり幸せだから…。もと、優し過ぎだから…。」涙が止まらない…。
元「有紗…。」抱きしめる腕に力が入る…。
元「一緒に暮らさないか?有紗さえよければ、ずっと…一緒に居たい。」
私「ここでいいのなら、いつでも帰って来てよ。他に来る人なんて、居ないわよ。」
元「わかった!!泣かないで…引っ越し手伝ってよな。」
私「うん」と、返事をしたけど…。
本当にいいの?
このまま、一緒にいて、良いのかな?
もとは、やっと社会に出たばかり…。
私みたいな女が、もとと一緒にいて、本当に良いのだろうか?
私のわがままにならないの?
あなたの未来に傷にならないの?
あなたが好きなただの女でいていいのかな?
あなたの愛に甘えて良いのかな?
私は、やっぱり涙が止まらなかった。
それほど、あなたとの時間が愛しかったから…。
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