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有紗の口から、やっと聞けた言葉、「愛しています。」
どんなにか、待ち焦がれたであろう言葉が嬉しい。
気がつけば、有紗を抱いたまま、ぐるぐる回っていた。
一生忘れない。
俺「俺の恋人が、有紗なんだよね?」
有紗「いいの?」
俺「やべぇ…。嬉しくて、泣きそう…だよ」
有紗「馬鹿ね…。私もずっと、元春とそんな風になりたかった。でも、元春と私が居ても、姉と弟にしか見えないじゃない?」
俺「有紗は、自分をわかってないから。綺麗だよ。本当に今まで会った誰よりもね。」
有紗「やっぱり馬鹿だわ。」と笑っていた。
その笑顔は、沖縄で見せていた本当にリラックスした笑顔で、毎日こんな有紗と居られることが嬉しい。
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