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ただでさえ暗い雑木林で、さらに夜ということもあって、まるでまぶたを閉じているように暗...い?
『ワーーーーー!!』
ん? 歓声のようなものが聞こえてくる。 おそるおそる目を開けると、ローマのコロッセオのようなもののフィールドにいた。
「何だここ!?」
周りを見渡すと、
「か、兜!? こっちは、、、鎧!?」
全く世界観が分からない。 メルヘンチックなものから西洋の騎士のような人、日本の鎧兜をきた人から... 馬渕は
頭にはバイクのヘルメットのようなもの。体を触ると...
どうやら宇宙戦士のようだ。
『こんにちは。』
「ん?」
耳から直接聞こえる。どうやらヘルメットにはイヤフォンのスピーカーが内蔵されているようだ。
「あ、あなたは...?」
『それより、あと10分...いや、9分で試合が始まります。絶対勝ってくださいね。』
いやいやいや 勝つって? 試合? なんなんだよ....!
[これより試合を始めます。バトルロイヤル形式。勝利条件は最後の1人になることです。制限時間48時間。それではSTART!]
ほかの戦士は全く動かない。俺も動けない。
きっと全員が俺と同じように突然この世界に放り込まれたようだ。
それなら!
「お先に!」
100人ほどいる戦士の中で俺一人が走り回る。隣にいたモンゴル兵のような男にビームソードを振り落とす。男は驚いた顔で胴と頭が別々の方向に吹っ飛んでいった。
俺が同じ目には遭いたくない。
ほかの戦士もちょこまか動き出しているようだ。
戦士残り99人敵は98人。一人でこれら全員を倒せるのだろうか?
『その心配はいりません。来た敵だけ伐っていけば2日で2人にしぼられるでしょう。そこで伐てればあなたのかちです』
先ほどこの声の主は俺に勝てといった。俺が勝つとどんなメリットが有るのだろうか。
それは98人を倒してから分かることであろう。
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