第1章

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ハデス 世界最上最厄最強の世界創造神クロノスの子供で、ゼウス、ポセイドンの三大神と兄弟である。 そして己の力を過信し暴れまくった結果、冥界の管理をすることとなった。 そのせいでオリンポス十二神に数えられてない。 だがそれでも神に変わりない。それが魔界の魔王である俺に何の用だ……。 「魔王様。サラマンダーが到着しました。」 「…分かった。行ってくる」 「お気を付けて」 メフィストに見送られ、魔王ルシファーは冥界の長、ハデスの元へと向かった。 ルシファーが留守にした後の城ではー 「アスモデウス、早急に七大悪魔王様方に連絡し、城に来てもらうように言いなさい。 ーーーサモンズ会議を行う」 メフィストの声と同時に、眼鏡をかけた痩せ男が登場した。 「承知しました。ですが何故急に…」 「先程アモンから入った情報です…。それを聞けばルシファー陛下はきっと……」 メフィストの眉を寄せた顔を見てアスモデウスは、それ以上聞くことはしなかった。 .
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