22人が本棚に入れています
本棚に追加
二ヶ月前、バイトから帰って来るとき、夜道で知らない男にスカートの中に手を入れられ、胸を触られました
突然の事で驚いて、私はずっと助けがくるよう叫び続けました
叫び続けていると、私がバランスを崩して転けたのか、男が私を押したのか、そこははっきり覚えていませんが、私が転んだ瞬間男は走り去って行きました
転んだとき両膝に怪我を負いました
逃げるとき落とし物をしましたが、一刻も早く家に帰りたかったため、震えながら家まで必死で走りました
家についたあと警察に電話をして、そこから三時間ほど現場検証や、男の似顔絵、触られた部分からDNAが取れるのか、どんな場所でどこをどう触られたのか、など頭がパンクしそうなくらい忙しく話が進んでいきました。
当日、私が事件に巻き込まれた場所で、女の子が襲われそうになる事件が多発していると、後日警察の人から聞きました
同じような時間帯と場所で被害にあった子達のうち、私が一番犯人の顔をしっかり見ていた、といいうことと、今回の犯人に事件の二ヶ月前ほどに遭遇したことがあったということで、いまも警察に協力して、犯人探しをしています
今回男に襲われそうになる前、同じ男に二ヶ月前、道を聞かれたのです
よくわからない手書きの地図をもって、同じ場所、同じ時間帯、同じ訪ね方をされました
今回聞かれたとき、直感的に、この人関わってはいけない人だと思ったのですが、まさか私がそんなことをされるわけはないと、道を引き返したり、急ぎ足にしたりせず、普通に帰ろうとしました
今回事件が起きたことで、事件に巻き込まれることは他人事ではないし、危険は身近に潜んでいます
最初のコメントを投稿しよう!