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「 環境がどんなに変わろうとも、関係ないじゃないですか。
無理に何かに合わせる必要などないと思いますよ? 」
でもさぁ、と私は小さく溜め息をついた。
「 惑わされちゃうんだよ、どうしても。ブレて中途半端なのが一番イヤだ 」
「 だったら、余計なものは見なければいいんです 」
私は、へ?という顔を啓輔に向けた。
「 今、試してみたんですが、スマホ版ではなくPC版から入って、携帯レイアウトというのに設定すれば、ガラケーの時と同じレイアウトで見られますよ。
そうすれば、貴女のようなアナログな方でも使いやすくなるはずです。余計な情報も目に入りません 」
ホントに?と、私は早速スマホを取り出した。
啓輔に教えてもらいながら操作すると、懐かしいガラケーの時のマイページが。
しかも、作品の表紙が綺麗に大きく見える。
作品のイメージに合わせて付けたカスタムデザインも見られて、読みやすい。
ああ…、何て嬉しいのかしら。
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