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案内してくれた店員からビールジョッキを受け取り、一気に半分くらいまで飲む。
春夏秋冬、冷えたビールは美味しい。
「すいません、ビール追加で」
「あっ、俺も」
雄一と海斗が襖を閉めようとした看板娘に言った。
「鳥澤は何か飲む」
「カシスオレンジ」
グラスに残ったサワーを飲み干し、グラスを看板娘に渡しながらお洒落な眼鏡を掛けた鳥澤優弥は答える。
いくつかメニューを追加して、繰り返される注文を適当に聞き襖が閉まるの待ってから尋ねた。
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