第一章 来客

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第一章 来客

一人の男が安楽椅子に座りコックリ、コックリと居眠りしている。 60、いや見方によれば40代と思われても良い位だ。 この人物はある小さな村の武器屋を営んでいる。 満足な武具も無く粗末な物ばかりが無造作に陳列してある。 中には錆があり商品なのか、ただの飾りなのか初めての来客にとっては困惑してしまうような商品までもがある。
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