第3話

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「自棄じゃないけど……寂しいだけ。ごめんね。変な事言って。松本君はいつまでも優等生だもんね」 そう言って注文したコーヒーも飲まずにラウンジを出た。 「杉本!」 背中に冬哉の声が聞こえたけど、聞こえない振りをした。
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