第3話

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「どうしたの?美晴。気分でも悪いの?」 「うーん。ちょっとね」 「飲み過ぎたんじゃないの?お水でも貰ってこようか?」 「大ジョッキの一杯やニ杯飲んでも酔った事なんかないんだけどさ……これって……多分ツワリ? かな」 いたずらっぽい大きな目を向けてきた。 「?」 「もう……そんな惚けた顔しないでよ。私さ……子供出来たみたい」 美晴の肩に手を伸ばして 「でも、彼氏いないんじゃなかった?」 「いなくてもやる事やったらできるでしょ?」 「……」
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