魔方陣からは逃げられない

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どうも、俺は夜神虹次。 二次小説でよくある神様に転生して貰った転生者であり転生したリリ狩るでマジ狩るな世界で二度目の人生を満喫している私立聖祥大附属高等学校に通う高校一年生だ。 因みに時空管理局地上本部所属二等陸佐の魔導師でもある。 「お~い、虹次~」 「……はぁ」 学校も終わり家に帰ろうと一人で校門辺りを歩いたら後ろから声を掛けられ溜め息を吐いて振り返るとこっちに向かって手を振りながら駆けて来る一人の茶髪のイケメンとそれに纏わり付いている女子共(ラバーズ)がいた。 「何だ悠斗にラバーズ達か」 「久し振りに一緒に帰ろ~。ってあれ?虹次、高町さん達は?」 「高町達だったら用事(管理局の仕事)が有って昼過ぎに早退したぞ」 「そうなんだ」 「悠君」「悠斗」 「ねぇ二人共腕離してくれない?」 「「嫌」」 俺に話し掛けてきてラバーズ共に腕を組まされている茶髪のイケメンの名は枢木悠斗、小学校からの付き合いで今じゃ親友みたいな関係だ。 さて言うまでもないが、悠斗は携帯小説でお馴染みの鈍感属性を持ったハーレム王道主人公である。
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