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着いた場所は、屋上だった。
「ああ~!やっぱ気持ちーわー☆」
不良少女は寝転びだした。私はそんな彼女の横に体育座りをした。風と太陽の光が気持ちいい。
「そういえば名前は?」
「笠原真琴…です。」
「いい名前☆真琴って呼んでいい?」
そう言われた瞬間、赤面した。
「どうかした?」
「いや…名前ってあんま…呼ばれたコトないから…。」
「マジか~(笑)凜はね、桜田凜だよ~☆」
「桜田さん…?よろしくね…。」
「凜でいーよ!てかそんな緊張しないで♪」
なんかイメージとちょっと違うかも。もっと乱暴できつい人かと思った。
「見た目はこんなんだケド、自分が気に入らないって思ってる人以外には優しいから。」
「そ、そうなんだ…。」
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