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「あの…青山…さん。い、一緒に食べても…い…ですか…。」
青山さんは表情を変えずに一瞬こっちを見た。そして
「いいですよ。」
とぼそりと言った。
お互いに無言のままだったケド、私のコトを受け入れてくれた青山さんに、感謝の気持ちでいっぱいだった。
「あ、ありがとう…。」
「何がです?」
「い、一緒に食べてくれて…。」
「別に。」
すごく嬉しかった。
彼女と友達になれたらいいな…。
しばらくすると、教室のドアが勢いよく開いた。入ってきたのは2人のクラスメイト。
「弥生ちゃん弥生ちゃん!一緒に庭で食べよっ!」
青山さんはちょっと戸惑ったケド、女の子達に手を引かれて行ってしまった。
また1人。
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