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AM10:26
ランチスポットの(写真の湖)近くを通ったら、あれ?湖畔工事やってる…
いつもの場所に車停められないじゃあないですか!
憩いの場所だったのに…
PM6:25
夕方、週半分の割合で、夕食準備~食事~後片付けで入ってるおうち。
そこの寝たきりのおばあちゃんは、亡くなった旦那さんが大好きで、小さめの額縁の遺影を胸に抱いていることが多かった。
食事作成中、時々、遺影に話しかけている声が寝室から聞こえていた。
「おとうさん、今日も寒かったよ」
「おとうさん、腰が痛くてやっかしい(鬱陶しい)よ」
「おとうさん、返事もしねぇで、冷たいねえ」
でもこの頃「おとうさん」をあまり言わなくなった。
遺影も近くに置いてはあるけど、手に取ることが少くなった。
認知症の症状が進んでいるらしい。
おとうさんがもういない事実を忘れているのか、まるで昨日の事のように、一緒に摂った夕食の話を始めたりする。
アタシたちは、それを否定しない。
「じゃあ今日も、おとうさんの好きな芋でも炊こうか」と普通に言って、おばあちゃんの分だけ芋を炊く。
『寄り添う』
認知症の患者さんには、大切なこと。
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