不安-2

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ゆいがあのお揃いのカップを出してくれたので、俺も一緒に紅茶を飲んだ。 「俺は一度帰って着替えてくる。お昼は買ってきてやるからここで食べよう。俺が来るまでゆっくりしてろ。何か欲しいものがあったら連絡してくれ。」 「…ごめんなさい。私のせいでシャワーも浴びれずに…秀一さんの着替えも置いておいたほうがいいかな…。」 「…そうしよう。じゃ、行ってくる。」 俺が立つとゆいも玄関まで送りに来る。 「おとなしくしてろよ。」 「はい。…いってらっしゃい。」 玄関を出た。 いい天気だ。 "いってらっしゃい。" ……か。 早く戻って来よう。 俺は急いで車に向かった。
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